3.ママが自分を後回しにしないには?“5分ME TIME”の作り方は?
「ME TIME(ミータイム)」とは、「自分だけの時間」を意味し、育児・仕事に追われるママにとっては「心と体を整える小さな休息」です。
たった5分でも、その習慣が変化を生むと専門家も言っています。
●「自分の時間をあきらめない」と決める
「私の時間なんてない」という思い込みを、まず一歩だけ手放します。
「私は5分でも自分のための時間を持つ価値がある」
この宣言が、自分を後回しにしないママへの第一歩です。
●5分でできるME TIME例をいくつか用意する
・準備なし・どこでもできて・5分以内という条件で、以下のような実践例をいくつか用意しておきましょう
たとえば、
・子どもが寝ている間に、1分深呼吸+軽いストレッチ。
・お気に入りの音楽を1曲流して、その間に椅子に腰かけ足を軽く動かす。
・コーヒーやハーブティーをゆっくり一口ずつ味わう。「子どもの分」ではなく自分の一杯。
・手帳やメモに「今日の気持ち」を1〜2行書いて、モヤモヤを外に出す。
これらは「特別な時間を作らなきゃ」「まとまった時間がないから無理」という壁を越える工夫です。
実際、忙しい母親たちは数分の「ながら」休息が大きな変化をもたらしているという調査もあります。
●時間の「ねらいどころ」を決める
忙しい毎日でも、意識すれば5分は見つけられます。次のようなタイミングをねらいましょう
・朝、子どもがまだ寝ている時間。
・お昼休み、仕事の合間。
・子どもがテレビやおもちゃに夢中になっている「隙間時間」
このように「スキマ時間」を意図的に活用することで、「時間がないから無理」という思い込みが少しずつ変わってきます。
●“まずは続ける”ことを優先
毎日5分取れなくてもOK。重要なのは「習慣化」です。
例えば「今日は3分」「明日は5分」という具合に、少しずつ始めましょう。
また、家族に「〇分だけ私の時間ね」と声をかけて協力を得ることも大切です。
継続することで、あなた自身が「自分のことを大切にしていい」という感覚を持てるようになります。
●ME TIMEを「犠牲」ではなく「投資」と捉える
「自分のための時間を取るなんて贅沢だ」と感じるママも多いですが、実はそれが育児も仕事も上手くいくための土台になります。
あなたが心と体を整えることで、家族や仕事にも余裕を持って向き合えるようになるからです。
私も、家族に協力してもらい、好きなドラマを見せてもらったり、ゆっくり一人でお風呂に入らせてもらうようにしました。
次第に友人と食事をしたり、一人で映画を見に出かけしたり「自分時間」を計画的に予定を決めて楽しむようになりました。
すると、子どもや主人にも優しくなれる時間が増えていきました。
いま、「自分の時間がない、子育てに疲れた」と感じているあなた自身を大切にすることが、子どもや家族への優しさにもつながりますよ。
まずは今日、5分だけ。
あなたのための時間を始めてみてくださいね。
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自分の時間がない働くママによくある質問(FAQ)
Q1:育児と仕事をしてると、本当に自分の時間が“ゼロ”に感じます。どうすれば少しでも時間を作れますか?
A: まずは「5分」の小さな時間をつくることから始めてみてください。朝起きてすぐ、子どもが寝ている隙に、深呼吸や簡単なストレッチなど。小さな時間の積み重ねが “私の時間” を作ってくれます。
Q2:子どもがずっとそばにいるから、まとまった時間なんて無理です。どうしたらいい?
A: 子どもが遊んでいる時間、テレビを見ている時間など、目が離せない“ながら時間”を活用するのも一つの方法です。また、夫や家族に少しだけ時間をお願いして交代で担当する、または地域の預かりサービスを利用してみるのも選択肢です。
Q3:自分の時間を作ると、なんだか後ろめたい気持ちになります。どうすれば気持ちがラクになりますか?
A: “私を大切にする時間”は、決して自己中心的なことではありません。元気でいないと、育児も仕事も続けられないから。自分をケアすることは、家族への優しさにもなると思って、自分に許可を出してあげてください。また、パートナーや家族に「少しだけ時間が欲しい」と伝えて協力してもらうと気持ちも軽くなります。
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執筆者:神田久美子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)